セキュリティ

カード番号は、そもそも預からない

#キャッシュレス#オンライン決済#個人情報#情報漏えい 対策#予約システム

情報が漏れたとき、被害の大きさを決めるのは、守りの固さだけではありません。何を持っていたかです。

お店の金庫に現金が入っていれば、破られたぶんだけなくなります。空っぽなら、持っていかれるものがありません。

カード番号も同じです。自社のサーバー(お店のデータをしまっておく場所)に置いていれば、破られたときに、そのまま持っていかれます。通販サイトの決済画面が書き換えられて、お客様が入れたカード番号を抜かれる被害も、毎年のように起きています。

頑丈な金庫を買えば安心、と書きかけて手が止まりました。破られない金庫は、売っていません。

だから私たちは、金庫を頑丈にする前に、金庫に入れるものを減らすことにしました。

持っていないものは、漏れようがありません。
持っていないものは、漏れようがありません。

番号は、お店を素通りします

オンラインで先にお支払いいただく「事前決済」では、カード番号を入れる欄に、決済会社が用意したものを使います。番号は決済会社に直接届き、お店のサーバーを通らず、残りもしない形にしています。

お店の側に番号が無ければ、お店の側から持っていかれる番号もありません。

守るものを減らしたいのに、守る仕組みをどんどん増やしていく。本末転倒やないか。 預からない、と決めてしまえば、そこで話が終わります。

ただし、このオンライン事前決済は開発中です。まだ本番のお客様の決済は動いていません。胸を張って言うことではありません。 動いていないものを「できます」と書くほうが、よほど怖いので、ここははっきり書いておきます。

頼んだだけで『完了』にはしません。
頼んだだけで『完了』にはしません。

返金も、決済会社に頼みます

お客様がキャンセルされたときも、お店が番号を見て返金するわけではありません。キャンセル規定のとおりに、決済会社へ返金を頼みます。この部分は実装が済んでいて、いま試している段階です。

画面には、まず「返金依頼中」と出ます。決済会社から答えが返ってきたところで、「返金対応完了」に変わります。頼んだだけで「完了」と出してしまうと、お客様に嘘をつくことになるからです。

持たないものを決めるのと同じように、持つものも絞っています。予約に必要な連絡先など、必要な分だけです。自社で作っているので、何を持って、何を持たないかを、いちばん最初の設計で決められます。あとから足すのは簡単でも、あとから減らすのは大変です。

詳しい取り組みは、セキュリティのページにまとめています。

お店の金庫に、わざわざお客様の大事なものを入れておく必要はありません。置いてさえいなければ、守る心配も、漏れたときの心配も、お店が抱えずに済むからです。漏れたら困るものは、そもそも預からない。それが、私たちの守り方です。

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