先に白状します。この記事は、自作自演です。
よろずテックでは、何かを作り終えたら必ず第三者に当てることにしています。思いついたときにやるのではなく、制作の工程として組み込んであります。理由は単純で、自分で作ったものを自分で採点するのは、どだい無理だからです。3か月かけた機能は、出来が悪くても「まあ悪くない」に見えます。
そこで、こちらのことを何も知らないAIに、客のふりをして聞きにいきます。今回の相手はGoogleの検索AIです。

ルールは2つだけ
① 名前を出さない。
「よろずテックってどう?」と聞いた瞬間に、AIはこちらのサイトを読みにいきます。それはもう採点ではなく、音読です。だから、あくまで「そういう会社を探している人」として聞きます。
素性がバレた時点で、この取材は終わりです。最後まで一般人でいるのが、いちばん難しいところでした。
② 普段使っているAIには聞かない。
毎日いっしょに開発しているAIは、こちらの意図も、これまでの経緯も知っています。知っている相手は、味方をします。 身内に点数をつけてもらっても仕方がない。褒められて嬉しいだけです。 作る道具と、採る道具は分けておきます。
で、聞いてみました
インスタとXと自前ブログを自動投稿生成するサービスを全部一括で提供している会社はあるか
まさに、うちがやっていることです。他人の顔をして、自分の商売を探しています。 われながら、なかなかの不審者です。
返事の1行目が、これでした。
ほぼ存在しません
ここにおるがな。

理由まで丁寧に説明されました
AIは、なぜ無いのかも教えてくれました。
InstagramとXへまとめて投稿する道具は、山ほどあります。ところが自前のブログは、お店ごとに使っている仕組みが違う。そこまで面倒を見ようとすると、決まった形の商品にできない。だから、どこもやらない。
読みながら、うんうんと頷いていました。そのとおりです。だから作ったんです。
「無いなら作る」と言い続けてきたわけですが
私たちは、始めたときから「無いなら作る」と書いてきました。自分で言っているうちは、ただの意気込みです。
それが、こちらを何も知らない相手から「ほぼ存在しません」と返ってきた。 意気込みが、事実の確認に変わった瞬間でした。
自分で「よそにない」と言うのと、知らない相手に言われるのとでは、重さが違います。
ついでに白状すると、この日のために作ったわけではありません。現場で困っていたから作ったら、たまたま日本に無かったというだけです。そらそうや、という顔をしていますが、内心はけっこう嬉しかったです。
次回は、そのAIに「じゃあ作ってもらうとどうなるの」と聞いた話を書きます。答えは「契約が3つに増えます」でした。
「無い」と言われて、がっかりする人もいると思います。私たちは逆でした。無いということは、誰かの困りごとが、まだそのまま放ってあるということだからです。「無いなら作る」は、意気込みではなく、順番の話です。